<抽出後の湯の下がり具合を知る>
<硬水VS軟水の違い一覧>
 100℃
「水」をヤカンで沸かすのが一般的。(沸騰)
90℃〜85℃
ヤカンの蓋を開けて約1分〜1分30秒位 待つ。または沸騰した湯を直にドリップ ポットに入れ換え20秒〜40秒位待つ。
78℃前後
抽出終了
約73℃前後
温めておいた、カップに注ぐ。
約70℃前後
好みに応じて砂糖、ミルクを入れる



コーヒーができあがるまでに温度はかなり下がるので、カップをよく温めておきましょう。抽出後に温度が下がりすぎたときは、75℃前後まで温めるとよいでしょう。
コーヒーメーカーはタイプによって異なるが一般的に抽出温度は90℃より高めです。

005. 水の特徴を知りましょう

おいしいコーヒーに不可欠なもの、それは水です。 どの水がコーヒーに一番適しているのかではなく水の種類によるコーヒーの味の変化を研究してみましょう。★

水には硬水と軟水の2種類がある。

飲んで美味しい水=コーヒーを美味しくいれられる水とは限りません。それは、水に含まれるミネラル分が、コーヒーの色や味覚に影響を与えるためです。

通常ミネラルが多すぎても、少なすぎてもバランスが悪くなるといわれていますが、どの水がコーヒーをいれる際に一番バランスが取れているかは、個人の「味覚」によっても変わってきます。

水には大きく分けて硬水、軟水と呼ばれる2
種類があります。
水に含まれるカルシウムやマグネシウムのイオンの量を炭酸カルシウムに換算して、水1gあたりの含有量(r/g)を水の硬度とします。
含有量が100
r/g以下の場合は軟水、それ以上を硬水とします。

日本の水道水や地下水はそのほとんどが軟水であるのに対し、ヨーロッパの場合は硬水が中心です。どちらがコーヒーに適している水か一慨には言えません。ただ、水に含まれるミネラル分である。

カルシウムやマグネシウムが多すぎると、コーヒーの主成分であるカフェインや良質のタンニンの抽出が妨げられてしまいます。一方コーヒーの苦味は、硬度の低い水には溶解しにくく、硬度の高い水になじむ性質もあります。

水道水でおいしいコーヒーをいれるには?

日本の水道水の質は世界的にみて、かなり高い水準にありますが、まず問題になってくるのは、カルキ臭をともなう塩素の含有です。

塩素臭は水を沸騰させることである程度軽減できますが、活性炭が入っている濾過器を取り付けるとさらに改善されます。 水道管が古くなっている場合、赤みを帯びた鉄分が流れ出てくることがあります。

鉄分が多すぎると、コーヒーをいれたときにタンニンと結びついて「味」に影響を及ぼすこともあります。
またコーヒーに使用する水は、二酸化炭素がいくらか残っている状態がベストと言われています。

長時間煮沸した水や2回以上煮沸した水には二酸化炭素があまり残っていないため極力避けた方がいいでしょう。



苦味は硬水で、酸味は軟水で?

硬水と軟水、どちらがコーヒーに適している水かは、意見が分かれるところです。
たとえばマイルドなコーヒーを好むのなら軟水でいれた方をより美味しいと感じるでしょうし、苦味のコーヒーが好きなら硬水を使用した方が、より苦味が際立ちます。

また硬水と軟水の間には、カルシウムが適度に含まれた中間硬水というものもあります。日本で売られているミネラルウォーターには、硬水、軟水、中間硬水の各種がありますので、味の違いを一度、飲み比べてみては如何でしょうか。

コーヒー以外でも、たとえば硬水は、食事の際に、飲むと口の中がさっぱりするほか、スポーツの後のミネラル補給や、妊産婦のカルシウム補給、便秘解消などにも効果があります。

日本人が通常飲用としている軟水は、かつお節や昆布でダシを取ったり、緑茶をいれるのに最適ですし、豆腐や麺類などの仕込みにも使用されています。中間硬水の場合は、お米を炊いたり料理全般に用いるほか、紅茶をいれると美味しく飲むことができます。

結論としては、コーヒーの水は結局好みで選ぶのが一番といえます。

<硬水VS軟水の違い一覧>
 
軟     水
硬     水
「水」をそのまま飲んでみる サラッとしている食べる感覚
噛める感覚
コーヒーを抽出する酸味が感じやすい
ローストの香りは少なめ
苦味が引き立つ
ローストの香りが強め
味覚の傾向マイルドに仕上がる
素材の特徴が出やすい
苦味は強くなる傾向がある
ボリューム感が出る

市販されているミネラルウォーターには、硬水タイプのものと軟水タイプのものがありますので
試してみて下さい。



006. 砂糖(甘味料)の種類の違いを知りましょう

コーヒーに合う砂糖はグラニュー糖だけではない。さまざまな甘さや口当たりを持つ甘味料が増えています。コーヒーとの相性を含めて味わいの違いを試してみては?★ 

砂糖も時と場合で使い分けてみて

グラニュー糖やコーヒーシュガー、角砂糖など、ひと口に砂糖といっても種類はいろいろです。
どの砂糖が一番コーヒーに合っているかではなく、TPOに合わせて、砂糖も使い分けたいもの。

まず、グラニュー糖はコーヒーに溶けやすく、すっきりとした甘さで日常的に用いるのによいでしょう。
角砂糖はあらかじめ形が決まっていて、甘さの調節が少ししづらいので、形に可愛らしいものも多く、見た目も楽しめます。

喫茶店などでよく見かけるコーヒーシュガーは、徐々に溶けていくため、甘さが変化するのが特
徴です。そのほか、ハチミツやガムシロップ、氷砂糖、黒砂糖など遊び心でいろいろ試してみては如何でしょうか?


ブラジルサントス2を中煎りの中細挽き40gで600tのお湯で抽出(苦味を出すため通常より濃めに抽出)し、各コーヒーカップに75tいれ、8種類の甘味料で各3gずつを溶かして比較したものです。